今日は少し恥ずかしかったことを、
もう30年ぐらい前のことですが、仕事で海外に行った時のことです
日本からスイスまで行く予定で、途中オランダで乗り換えがありました。
(医療機器の製造工場がスイスにありその製造工程の見学が目的でした)
当時、お上りさん状態の私はアムステルダムでの乗り換えの時、上司から「乗り換えの飛行機はJALではないので客室乗務員には日本語は通じないから注意するように」とアドバイスを受けましたが、そんなバカなことは絶対に無いはずだ、絶対に日本語が通じるはずだと思い込み、いや自分に言い聞かせ飛行機に乗り込みました(確かKLMだと思いますが)。
案の定、客室乗務員は全て外人(あちらか見ると私がガイジンなのですが)、
そして客室乗務員による機内アナウンス…、機内アナウンスに日本語が無い(確か英語とフランス語でのアナウンスだったような気がします)!(私の理解できる言葉での説明が無い!)これはもしかして、本当に日本語が通じないのか?
確かにここは日本から遠く離れた所だし日本語を話す人も殆どいないだろうし…、ど…どうしよう! と思っているうちに、機内サービスの客室乗務員が来て何か言っています、恐らく「何を飲みますか?」と尋ねているのだろうと予想はつきました、コーヒーを頼みたいがCoffeeは「カフェでいいのか、そうするとカフェオレのオレは牛乳いや牛乳はミルクだろう?そうすると…、ア〜訳が分からなくなって来た!ここは日本男子らしくコーヒーと言おう!そうだコーピーだ!きっと分かってくれるはずだ!」などと考え、大きな声で「コーヒー」と言ったのですが、客室乗務員は私が何を言っているのか分らない様子でした(その時、本当に「コーヒー」と言っても通じないんだと実感しました)そして彼女が悩んだ末、コーラを出そうと思い手に取った時、隣の席の人がコーラではなくコーヒーではないのかと話をしてくれたのです。
おもわず、私は隣の席の人に「サンキュー」と大きな声で言ってしまった、というとても恥ずかしい話でした。